建て替えよりリフォーム、リノベーション物件が人気に



我家は昔の日本住宅公団が開発した大型団地内の戸建の注文住宅に住んでいますが、既に、永いこと40年以上も経過しました。団地内には我家のような戸建に住宅とマンション型の集合住宅が共存している状態で、特にブロックわけをされております。ところが40年以上経って特にマンション部分の賃貸形式の住宅においては現実問題として空き家が多く目立っているのです。



現在は、住宅公団に代わってUR(都市開発機構)が実際に管理運営していますが、建て替えの代わりとしてリフォーム又はリノベーションを施して、新たに価値を高めて売り出し、又は、新たに賃貸の住宅を提供しているふしもあります。又、其れは戸建に住宅もそうで、古くなった木造住宅は簡単なリフォームではなく、構造体はそのままの状態にしておいて、外装から内装まで全面的にリノベーションを施して売却をしています。



この事は、建て替えて新築住宅を造るよりは、全面改装された住宅の方が金額的にも相当に安い状態であり、しかも、見た目は新築同様の出来上がりと言う事で、購入者にとっては結構、喜ばれているそうです。

このように、近年ではリフォームという言葉もさることながら、其れに代わってリノベーションという言葉も多く聞こえるようになりました。 リフォームというと一般的には家の中の各部分を改善とか改装することが主な目的になります。



ところで最近ではトイレの便座や洗面、台所の水栓器具一つをとってもご存知のように最先端、最新鋭の器具類が多く発売されています。 古くなった設備や部屋の模様替えなどはリフォームの様な形になりますが、特に、不動産屋があつかう中古物件の家などは、此のようにリフォームやリノベーションを施してから売り出すと、意外と若者たちには受けているそうで、売却も弾みがついているそうです。



一方、マンションの方では空きマンションの賃貸や分譲が売れなくて滞っており困っているようなのです。此のようなときにはリフォームの一歩進んだリノベーションが功をそうしているとも言われています。借り手や買い手の付かない空きマンションをリノベーションによって、全く新しいスタイルの住居空間にしてしまい、新築同様に造り替えてしまうので、特に最近の購入者や若者には気に入ってもらっているともされているようです。