リフォームリノベーションではなく建て替え

家を変えたいと思った時には、どのように変えようかと思いますね。
私の場合も、実家について悩んでいました。年老いた両親の住む家として、どうしたらいいのかと思ったのです。

そこで思い切って、リフォームリノベーションではなく、建て替えを行うことにしました。

ここでは、その内容についてお話します。

実家を建て替えにしたいと思った理由

なんといっても間取りをしっかり変えたいと思ったからです。
子供が独立し夫婦二人暮らしになった両親に、どんな間取りがいいのかと聞いてみました。
しかし、二人の気持ちがそれぞれ違っていました。
今の間取りから理想にあうようにしたいと思ったのですが、二人の気持ちに沿うことができる間取りにすることができなかったのです。
出来れば、予算も抑えたいので、リフォームリノベーションをしたいと考えていました。
しかし、間取りを変えたいと思ったことも在り、やっぱり建て替えが一番早いと思うようになりました。

退職金を使う手段として建て替えにした

両親が一生懸命働いて得た退職金を使う手段として、両親もいろりろ考えていました。
孫にお金を使うことも考えてくれましたが、せっかくなら、自分のために使ってほしいと思いました。
そこで、一番いいと思ったのは、両親が余生を過ごす家にお金をかけることだったのです。
それは、本当に良かったと思っています。
リフォームリノベーションよりも、しっかりと二人の住処として建て替えを選ぶことにより、すっかり違う家にすることができてとても気分をリフレッシュできたからです。
そのままリフォームリノベーションだけだと、そんなリフレッシュは無理だと思います。
そこはやはり、建て替えにすることにより、より生きた退職金にすることができたと言ってくれました。

リフォームリノベーションより建て替えで良かった

最終的に、リフォームリノベーションより建て替えにしたことはとてもよかったと思っています。
両親は、子育て時期の思い出の詰まった家も好きでしたし、自分たちにお金を使うのは贅沢だと、よしとしませんでした。
しかし、自分たちのために使ってほしい気持ちを伝えると、気持ちを切り替え、笑顔が戻ってきました。
リフォームリノベーションをしたい気持ちよりも、二人の望みをかなえるためには、建て替えが一番でした。
いったんリセットされた、この家、今後はリフォームリノベーションも検討していきます。
リフォームリノベーションは10年後に考えています。
10年後、劣化した部分など修正しながら、両親には元気に長生きしてほしいと考えています。